赤坂豊川稲荷東京別院は 豐川閣妙嚴寺(とよかわかくみょうごんじ)という寺院です。縁切りのご利益が有名ですが、それは豊川稲荷の境内に祀られている叶稲荷になります。
悪縁を断ち良縁を呼びこむ・・そのお願いの仕方と効果をあげるためのお守りはあるのでしょうか?
お願いの仕方を間違えると自分が不幸になる?
縁切りは赤坂豊川稲荷にある「叶稲荷尊天」にお願いにいきます。因縁除けの守護神として親しまれていて、悪縁のすべてを切り取り良縁と開運招福のご利益を与えてくれるお稲荷さんです。
縁切り神社でのお願いで注意したいのが
よく絵馬に「○○が不幸になりますように」といった相手の不幸を望む願いを書き込む人がいますが、これは望ましいことではありません。
縁切りが有名な寺社には、それにふさわしい(不幸な)物語が存在することがあります。しかし、人々の幸せを願う神や仏が祀られている寺社、その場所で不幸を願い聞き入れることは普通に考えるとおかしいですよね。
注意したいのは悪意が籠もった願いは巡り巡って自分に跳ね返ってくることが多いです。
であれば、お願いはあくまでも相手の人生を切るのではなくて、「自分自身を悪縁きる」ことを願うのが正しい願い方だと思うのです。
「○○ときっぱり別れて素敵な人と出会えますように」
「借金が返済できて仕事がうまくいきますように」
という願い方であれば、相手が不幸になることを願うのではありません。
自分が幸せになるため、何から縁を切りたいのか、これからなりたい自分の姿にフォーカスして願うことがいいと思います。
豊川稲荷東京別院自体のご利益は?縁切りの参拝の仕方は?
赤坂豊川稲荷の祈祷は
家内安全・商売繁昌・家業繁栄・交通安全
心願成就・良縁祈願
工事安全・病気平癒・学業増進
安産祈願
営業繁栄・厄難消除・合格祈願
身体堅固・心身堅固・災難消除・息災延命
など様々な種類があります。
祈祷の時間は
7:30 8:30 9:00 10:00 11:00 11:45
13:00 14:00 15:00 16:00
特に叶えたいことがあれば祈祷を受けるのもいいですね。
豊川稲荷は愛知県豊川市豊川町にある曹洞宗の寺院です。その分霊を東京別院でお祀りしています。
豊川稲荷信仰は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの武将も信仰していました。庶民の間では商売繁盛、家内安全、福徳開運の神として広がりました。
豊川稲荷についてはこちらの記事で紹介しています↓
赤坂豊川稲荷東京別院では叶稲荷の縁切りだけでなく、多くの仏様を祀っています。一般的に寺社の参拝の順序は本殿をまず参拝して、それから願いを叶えたい神仏の祀られている場所へいきます。
と考えた時あくまでも個人的な考えになりますが、縁切りの場合は
「本殿」
「叶稲荷」
※分かり難い場所にあります。
「身代わり地蔵」(本来受ける業を地蔵様が代わりに受けてくれる)
の順に回ってみるのはいかがでしょうか?縁を切るのにも順序があるかと思います。
豊川稲荷東京別院のアクセス注意点
豊川稲荷東京別院へのアクセスは東京メトロ銀座線・赤坂見附駅からが近いですが、ちょっと注意が必要です。と言っても徒歩で数分ですが・・・
国道246号線の横断歩道を間違って堀の方まで渡ってしまうと赤坂御用地の方へ行ってしまいえらく遠回りになってしまいます。(私だけですね)
246号線に沿って坂を上って下さい。すると豊川稲荷前と書かれた歩道橋が見えてきます。
当日も多くの女性の方がお詣りされていました。
縁を切って良縁を結ぶお守りを選ぶなら
授与品として沢山のお守りがあります。豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)の御加護をいただいてしあわせな一年が過ごせるようにとのものです。では縁を切って良縁を結ぶにはどのお守りがいいかと考えました。
厄除けか?開運か?どれか1つ持つなら「幸せの水晶守 ¥1,200」をおすすめします。
※現在は授与されていないそうです。
理由は水晶が使われていからです。※陰陽師のパワーストーンの記事はこちら
水晶のパワーには強化・浄化作用があります。身に付けることによって心身を浄化してくれ、願い事を増幅してくれることに期待したいですね^^
縁切りした後は良縁、恋愛成就を願う豊川愛染明王へ
豊川稲荷には縁を結ぶ豊川愛染明王が祀られています。
縁結びの仏様と言うと愛染明王らしいのですが、愛染明王は煩悩を焼き尽くし悟りを開いて導いてくれる仏様です。考え方としては愛の欲も煩悩なのでそれらを焼き尽くして正しき縁を結ぶと解釈されているようですね。
そんな豊川愛染明王は梛(なぎ)の木の間に祀られているんです。
この梛の木は鎌倉の北条政子と源頼朝が梛の木で愛を誓って結ばれたことから縁結びの木として伝えられていますね。ハートの絵馬が沢山結び付けられていました。
赤坂豊川稲荷東京別院では多くの仏様や七福神、お稲荷様が祀られています。都会の中に不思議な空間が現れてくるその様子は訪れる人を何度も足を運びたくさせる場所です。
コメント
水晶守ですが、もう取り扱いしていないようです。
ご指摘ありがとうございます。記事内容変更します。