宮地嶽神社のご利益と恋の宮・縁結びの由来

宮地嶽神社のご利益と奥之宮八社の五番社・恋の宮について調べました。宮地嶽神社は光の道や3つの日本一としても有名で、多くの人が観光や参拝に訪れている神社です。
でも以外と祀られている神様が何の神様かは知られていないようです。お詣りされるなら、ご神徳を頂くために、祀られている神様のこと知っていきましょう。
どんな願いも叶う宮地嶽神社のご利益
宮地嶽神社の御祭神は
主祭神ー息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)
別名を神功皇后(じんぐうこうごう)といいます。
配祀ー勝村大神・勝頼大神です。
古事記・日本書紀等によれば、神功皇后は韓国に渡る際、福岡県福津市のこの地に滞在され、宮地嶽山頂より祭壇を設けあらゆる神を祀って、「願わくば開運をお願いします」と祈願されて船出されたそうです。
その後数々の困難を乗り越えて国の安定と発展に功績を残しました。
神功皇后のご功績をたたえて主祭神としてつつしんで祀り、随従の勝村・勝頼大神を併せ、宮地嶽三柱大神(みやじだけみはしらおおかみ)としてお祀りしたそうです。
以来、この宮地嶽三柱大神のご加護があれば
どのような願いも叶う
開運の神として多くの人の信仰を集めたとのことです。
写真はフリー画像のキロクマ!
開運・商売繁盛の神様へ
開運の神様として神功皇后が祀られた宮地嶽神社ですが、そのご神徳にあやかろうと、商売人の人達が家内安全商売繁昌を願って度々訪れるようになり、開運・商売繁昌の神様として慕われるようになりました。
宮地嶽神社の神様は神功皇后で
そのご神徳はどんな願いも叶える開運
そして現在は開運・商売繁盛を祈願できる神社ということになります。
宮地嶽神社には奥之宮八社という社があります。こちらは奧の宮八社巡りの信仰が由来のようです。
奧の宮八社巡りはすべて巡れば大きな願いが叶うという信仰です。その中でも五番社・恋の宮が女性に人気があります。
縁結び・安産祈願なら恋の宮のあわしま様・ぬれがみ様
五番社・恋の宮は
・あわしま様(淡島神社)
・ぬれがみ様(濡髪大明神)
の二柱が祀られています。
あわしま様というのは
和歌山市加太町にある淡島明神を中心とした婦人病にご利益あるとされる信仰です。
ぬれがみ様の元は
京都・知恩院の「濡髪(ぬれがみ)祠」の鳥居の奥に祀られています。
濡髪大明神というのは住処を追われた狐が、知恩院第三十二世雄譽霊巌(れいがん)上人にお願いして用意されたものだそうです。
「濡髪」という名前は、
童子に化けていたときに髪が濡れていたことに由来します。
その髪が艶やかな女性の姿をイメージすることから
祇園町の綺麗な女性の方々の信仰を集めて、現在では縁結びの神様「濡髪さん」として親しまれるようになりました。
女性の悩みや恋愛に霊験あらたかな恋の宮、宮地嶽神社にお参りしたらぜひとも足を運びたい社ですね。
宮地嶽神社:福岡県福津市宮司元町7-1
福岡市天神から車では国道3号線で50分・電車では福間駅下車で徒歩では約30分です。
お詣りの際は事前にホームページに掲載されている巫女の夢さんの日記を読んでおくといいですよ。行事やイベントの告知や巫女さん情報がわかります^^
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