築地 波除神社のご利益は厄除け?

築地にある波除神社の由来とご利益を紹介します。
築地本願寺と築地市場に足を運んだ際
波除神社にも参拝したのですが
改めて由来を調べてみると
結構しっかりした由来とご利益の
関係性がわかりました。
波除神社HP
東京都中央区築地 6-20-37
波除神社の由来
明暦の大火の後に4代将軍家綱が手がけた
築地の埋立工事。
この工事は堤防を築いても築いても
波にさらわれて困難を極めたそうです。
ある夜、海面を光を放って漂うものがあり
船を出してみると
それは立派な稲荷大神の御神体。
人々は畏れて、現在の場所に社殿をつくり
盛大なお祭りをします。
それからというもの
波風がおさまり工事は終了しました。
人々はその御神徳に驚き
波除神社として
さらに龍、虎、獅子の巨大な頭が
数体奉納されました。
これが波除神社の由来です。
波除神社のご利益
波除神社の由来
そして稲荷大神は
伏見稲荷大社に鎮座する神で、
食物神・農業神・殖産興業神・商業神・屋敷神です。
以上のことから
災難を除き、波を乗り切るとして
災難除・厄除
また商売繁盛・工事安全に対する崇敬があります。
人生の波を乗り切る
場所は築地市場の前にあり
偶然訪れた波除神社でしたが
先にしっかり調べておけばよかったです。
築地市場の老朽化や豊洲市場の土壌問題も
山積みですが
過去の困難を極めた工事も
乗り越えてきた築地の地ですから
感謝の心と大きな自然の力に対して崇敬の
気持ちをもって進めていくことも軽視できません。
人生も
今生活していることの感謝や
守ってくれている神や土地に対しての
崇敬の気持ちを再び持って過ごす時に
波を乗り切れる力が与えられる気がします。
この記事へのコメントはありません。