「水戸」常磐神社の合格祈願のご利益の由来

水戸の常盤神社は
徳川光圀と徳川斉昭が祀られています。
その徳にあやかって
合格祈願・商売繁盛を願う人が訪れます。
この2人の人物像を知るときに
勉強で、仕事で
どのように成功していくかの
鍵になるのではないかと少し調べてみました。
もくじ
徳川光圀と徳川斉昭
徳川光圀と徳川斉昭の徳を慕う
水戸藩士により建てられた常盤神社
藩内に学問をすすめた由来から
合格祈願に来る人が絶えません。
徳川光圀はご存知水戸黄門様
儒学を奨励し、彰考館を設けて大日本史を編纂
水戸学の基礎をつくりました。
水戸学って何だろうと調べると
多くの考え方があって
ググった程度で説明できませんが
一般的に日本古来の伝統を追求する学問
と考えられているそうです。
水戸黄門様というと
全国を旅して民の声を聞き
悪いものをこらしめて
最後は紋所をだして一件落着
といういい人というイメージですが
実際はそんなに旅に出なかったり
(関東から出たことがない)
若い頃は不良だったということが
わかっていますね^^;
そんな徳川光圀が
なぜ勉強好きになったかというと
司馬遷の「史記」伯夷伝を読んで感銘を受けて
そこから勉学に打ち込むことになったそうです。
「史記」とは
中国前漢の武帝の時代に編纂された
中国の歴史書であって文化的価値もあるそうです。
さらに光圀公は好奇心の強い人で
ラーメンをはじめ、餃子、チーズ、牛乳酒、黒豆納豆を
日本で最初に食べたのも光圀公だそうですね。
調べていくときりがありませんが
様々な文化事業に貢献した一方
それが元で財政を悪化させてしまった
ということも言われています。
徳川 斉昭(とくがわ なりあき)は、
江戸時代後期の大名です。
まとめると
・カリスマ性と行動力をもっていた
・礼儀作法に厳しい
・藩政の改革に貢献
・人材を広く登用
といった面がある一方
・数々の女性問題
・対立する人間も多い
・荒々しい気性
という面もあったようです。
常盤神社のご利益と祈願の注意点!?
常盤神社のご利益では
・学問成就
・商売繁盛
・交通安全
が有名ですが
このお二方の徳にあやかって
ということを考える時に
注意したいなぁと思うことがあります。
ざっと情報をみる限りでも
決して順風満帆な人生ではなくて
多くの人に影響を与える一方
数々の問題も起こしています。
現代に当てはめるとすれば
合格すればそれで良し
繁盛すればそれで良し
という自分の利益だけを求めずに
成功した後やそれを目指すことによって
何を得て何を失うことになるのかを
考えておかなければならない・・・
そんな気がします。
まぁ、何も黄門様を目指すわけではなく
そこまで難しく考えず
寺社に参拝する時はお徳をたたえ祈願する。
ということなんですが、
どうせ願うなら人物像から学べるところは
学んでおいて損はありません!
ちなみに交通安全は歩きでも車でも
譲り合いの心で通ることが
事故にも巻き込まれる確率が減りますよ^^
常盤神社の初詣情報
茨城県水戸市常磐町1-3-1
例年では開門時間6:00-17:00
元旦0:00開門
駐車場 90台
アクセス
自動車:常磐自動車道 水戸ICより15分
水戸駅北口より偕楽園行きバス15分
※事前に変更があるかも知れません。
直前に確認したほうがいいですね。
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