鬼鎮神社のご利益は?自分に鬼が宿った気分になれる鏡

鬼を祀る神社として節分の時に人気な鬼鎮(きじん)神社へ行ってきました。鬼鎮神社のご利益とは?そして境内にある鬼の鏡について紹介します。
鬼鎮神社のご利益
節分祭の豆まきに「福は内、鬼は内、悪魔外」という掛け声。豆まき終了後にもらえる絵馬を家の玄関に掛けると、盗難除けのご利益があるとされています。
また鬼鎮神社正面右手には鉄の金棒が奉納されていますが、願いが叶うと金棒を奉納されるそうです。
鬼鎮(きじん)神社は1182年に菅谷館跡の鬼門に厄除けとして創建されたのが始まりと言われています。
その創建に関わった畠山 重忠(はたけやま しげただ)は鎌倉幕府の有力御家人で、知恵と勇気を兼ね備えている武将として、鎌倉幕府創業の功臣(功績を残した臣下)です。
「鬼」は強さの象徴でもあります。勝利の神様として、又、自分の内面。心を強くしてくれる神様として祀らているそうです。
鬼は神か?
改めて「鬼」について考えました。「怖い」「悪者」というイメージがありますが、日本の「鬼」は多様な表現があります。
鬼鎮神社のように「神」として祀られることもありますし、単純に「悪者」と決めつけることができないそうです。
姿も一般的には縮れ毛に角に牙そして金棒。というイメージですが、実は姿かたちも地域によって異なり、実際は定まった形はないそうです。
共通しているのは
「怖ろし気」「力強く」「超人的」
諸説はありますが、「おに」の語はおぬ(隠)が転じたもので、元来は姿が見えないことを意味します。
なんだか「おに」は、人の心を現している気がしますね。
鬼鎮神社の駐車場・トイレ
鬼鎮神社の境内も紹介します
節分の時は多くの人で溢れますが、普段はほんと静かな雰囲気というより住宅地に静かにと祀られています。
神社に人はいませんでした。、お守りも金棒、大は2700円です。
鬼が描かれている鏡に映る自分
「鬼が宿る」なんて大げさに書きましたが、鬼のイラストが描かれている鏡面のオブジェ。鮮やかに自分の姿が映るのでちょっとびっくり。
「鬼」について調べましたが、なんだか自分の内面を見透かされている気になり不思議です。
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