赤坂氷川神社では困難な恋の成就を願う

赤坂氷川神社は東京三大縁結び神社の一つとして人気です。東京三大縁結びは東京大神宮(千代田区富士見)・出雲大社東京分祀(港区六本木)そして今回お話する赤坂氷川神社(港区赤坂)です。
そのご利益は縁結び。特に困難な恋の成就を願う人におすすめしたい神社です。その理由と何故三大縁結び神社に選ばれているのかをまとめました。
東京三大縁結び神社とは?
実は東京の三大縁結び神社なんて初めて聞いたのでその理由や由来を調べました。
東京大神宮
三重県の伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)として創設、遥か遠くから拝むという意味です。
それは伊勢神宮に直接いかなくても同じように参拝したことになるという意味があります。そして伊勢神宮はパワースポットとして縁結びしても人気を集めています。
故に東京大神宮も縁結び・・・なんだそうです。しかし注意したいのは伊勢神宮は、神様に感謝お礼をする場所であって願いを聞いてくれる場所でないと言われています。
縁結びは伊勢神宮というより別宮と言われた月読宮が子宝安産縁結びに効果があると言われています。また大神宮の祀られている神様の中に男女のむすびを司る神様がいるのも縁結びの由来です。
出雲大社東京分祀
こちらは島根の出雲大社の分祀であります。出雲大社より神霊を分霊してお祀りしています。つまり出雲大社のご利益と同じ働きをするということになります。出雲大社は縁結びの神様として有名です。
赤坂氷川神社の行き方・駐車場はある?
赤坂氷川神社へは東京メトロ千代田線から徒歩でお詣りしました。行き方を紹介します。
地下鉄、赤坂駅の出口は「5b」がおすすめです。一番近い出口6から出ると方向がわかりにくいし、スマホのナビは徒歩だと、やはり方向がわかりにくいんですよね^^;
出口5bから出ると大通りに面しているので方向がわかります。直進して右折すれば氷川坂に着くのです。
地味にキツイ氷川坂^^;
坂を上がりきると赤坂氷川神社に到着です。こちらは裏口ですね。
さらに階段を登ります。右手は四合(しあわせ)稲荷神社です。
氷川神社入り口正面はこんな感じになっています。境内前は遊び場になっており大銀杏の木がありました。夏場は癒やしというより鬱蒼とした感じです。蚊が多いです。
大銀杏やイチョウはその佇まいからパワースポットとしても紹介されているようです。
こちらはイチョウ↓
裏口からは徒歩でしか上がれませんが、上がると自販機があり、ここが駐車場らしいのですが、正直車でここまで入ってこれるのか!?という地形です。正面からも入れません。裏口の向かいの入り口からなら・・・関係者や業者用かも知れませんね。
赤坂氷川神社は縁結び、良縁のご利益
そして3つ目の赤坂氷川神社となります。その縁結びの由来を見ていきましょう。
御祭神は
すさのおのみこと
くしなだひめ
おおなむぢのみこと(大黒さま)
縁結びの由来は祀られている「すさのおのみこと」と「くしなだひめ」の物語によるものですね。
その物語とは日本神話の「ヤマタノオロチ」です。知っている人も少なくないと思います。
老夫婦の子供にくしなだひめという美しい娘がいました。
老夫婦にはもともと8人の娘がいましたが、毎年ヤマタノオロチという8つの頭と8本の尾を持った巨大な怪物に一人ずつ食べられてくしなだひめ一人になってしまったのです。
そしていよいよその時が迫って泣いているところへすさのおのみことがやってきました。すさのおのみことは老夫婦にくしなだひめを守るかわりに結婚を申し出ました。
まずすさのおのみことは神通力でくしなだひめをクシに変えて、自分の髪にさします。そして酒を盛って8つ用意して並べ待ちました。ヤマタノオロチが表れるとその酒を飲んで酔って眠りこけます。
その間にすさのおのみことは見事ヤマタノオロチを退治しました。
この物語から縁結び、良縁のご利益があるとされています。困難な状況から恋を成就したことでもあるので特に、ちょっと叶いそうにない恋をされている方に参拝してもらいたい神社です。また災いを払いのけたことから厄払いのご利益もあるとか。
社務所にはお守りやおみくじがありました。
干支みくじと縁結びさくらんぼみくじがかわいい^^
しあわせみくしが引き合わせる?縁結び参り
毎月1回行われる縁むすび参り(良縁祈願祭)には良縁を願う人が集まります。定員30名ですぐ受付終了となってしまうほど人気です。
祈願後に渡される授与品に「しあわせみくし」というくしを授与されます。これは先ほどの神話に基づいた女性の分身と言われるくしです。また、神事によって清められた藍(愛)の種がお守り袋も授与されます。
この縁むすび参りは、そのご神徳をいただけば効果があるのではなく、日頃から心掛けが大事です。その心がけから導かれる縁が結果を結んでいくことにつながるそうです。
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